かるぐらし

ゆる~く暮らしていく。

汚部屋歴20年以上の私が、断捨離を決意したきっかけ

私は小さい頃から片付けが苦手でした。

 

小学生になり自分の部屋を与えられましたが、部屋の中は脱ぎっぱなしの服や学校からもらってきた書類が散乱。物がないのはベッドの上の寝るスペースだけ。着ようと思っていた服や、大事なプリントをなくす、なんてことはしょっちゅうありました。

 

私と反対に母はきれい好きで、何度も部屋を片付けなさいと怒られた記憶があります。そのときは、しょうがなく片付けをしていました。一時的にきれいになり、すっきりするのですが、1週間後にはもう床が見えなくなるほど物が散乱していました。

 

社会人になり、一人暮らしを始めました。当初は「部屋がきれいな状態をキープするんだ!」と意気込んでいましたが、やはりその状態は長くは続かず、部屋はかちゃかちゃになっていきました。

 

そんな、汚部屋歴20年以上の私が、断捨離を決意するきっかけがありました。

 

 

そのきっかけとは、「仕事がうまくいかなくなったこと」でした。

 

上司から言われたことを忘れ、指摘されたときに、「今やろうと思ってました!」とつい言い訳をしてしまいました。今思えば、必死に「忘れてません」アピールをしていたんでしょうね(忘れていたのに。苦笑)。それが一度でなく何度も続き、言い訳がましいことで人間関係も悪化していきました。つい言い訳してしまう自分もどんどん嫌いになっていきました

 

当時、かなり悩んでいたので、インターネットに助けを求めました。そのときにある言葉を見つけたのです。

 

「部屋が汚い人は言い訳上手。『あとでやろうと思っていた』『仕事が忙しかったから』と、どんどん言い訳がうまくなる」といった感じのものでした。

 

部屋が汚く、言い訳がましい私はハッとしました。「今、自分がうまくいっていないのは、部屋が汚いからだ」と気づき、それをきっかけに断捨離を進めていくことにしました。少しずつ、もう着ることがないであろう服や小物から減らしていきました。

 

すると突然、ずっと悩んでいた人間関係がよくなりました。具体的には、目も合わさず、あいさつも返してくれなかった人たちが、あいさつを返してくれるようになりました。もれなく笑顔付き。

 

悩みを解決しようと、断捨離だけでなく、あれこれやってみたせいもあるかもしれませんが、ある日突然のことだったので拍子抜けです。

 

ミニマリスト」という存在も、このときに知ったのですが、ミニマリストの方の中には、「断捨離したことで運がよくなった」という方もいらっしゃったので、もしかしたら断捨離による効果もあるのかもしれません。

 

現在も断捨離は継続中です。不思議なことに、断捨離をすると、もっと物を減らしたい欲が出てきます。笑。まだまだ減らし足りないので、ミニマリスト未満ではありますが、シンプルな暮らしを目指していきたいです。無理に減らさず自分のペースでやっていこうと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!